子育て・教育への
切実な声を
実現に向けて
松戸市は、「保育待機児童ゼロ」をめざして、保育園と小規模保育園を次々と増設。この数年で、すでに多くの小規模保育園が作られました。私はその実態を知りたいと数カ所の小規模保育園を視察し、議会でも問題を指摘してきました。
そして、市立学校の耐震化および普通教室へのエアコンの設置は終了しましたが、老朽校舎やトイレの改修はこれからです。また、放課後児童クラブは満ぱい、放課後キッズクラブの開設は一部で、子どもたちの成育環境・教育環境の整備はまだ充分とはいえない状況です。
そこで、私の訴え・政策を提案します。
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小規模保育園に環境基準を: 急激に増えている小規模保育園は、マンションの一室で、中には採光も風通しも悪い所、避難が危ぶまれる所、散歩には問題な所等がありました。子どもの成育にふさわしい環境基準を作るよう働きかけます。
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小規模保育園の保育内容に基準を: 小規模保育園は始まったばかりで、視察のなかで、保育内容にも問題があると感じました。3歳までの幼児期に欠かせない、個々の子どもにあわせた保育内容となるよう保育基準を整備するよう働きかけます。
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子どもたちに安全で安心な居場所を: この四年間、児童館3ヶ所、青少年会館2ヶ所のままです。放課後の子どもたちの居場所がありません。特に、中高生の居場所が無いので、各市民センターの「長いき室」の午後5時以降の利用等、既存の施設での居場所の拡大を求めていきます。
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「放課後児童クラブ」は定員増を「放課後キッズルーム」は児童館に: 子育て世代の共働き世帯の増加により、放課後児童クラブは満ぱい状況の所が多くなっています。希望する全ての子どもが入れるように拡大・増設を求めます。また、全ての子どもを対象とした「放課後キッズルーム」には、児童館としての機能を持たせることを求めます。
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「ながいき室」を「ふれあい室」に: 4年前から提案してきましたが、実現していません。「親子で広場」等が各地域で開かれていますが、いつでも気軽に集える場所として、各市民センターに設置されている「ながいき室」を子育て世代にも開放し「ふれあい室」とし、子育て世代も幼児連れの高齢者も利用できるようにします。
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子どもの意見を取り入れます: 子どもの意見をまちづくりに取り入れる方法として、「子ども議会」を増やします。そして、学校推薦のみではなく誰でも参加できるような仕組みをつくります。18歳から投票権制度にあわせ、高校生の意見を集めるイベントを検討します。